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黒潮の食卓
「さ・し・す・せ・そ」
〜天然由来の調味料すべてが揃う町〜
真っ青な太平洋を緑の山々が囲む自然豊かな黒潮町。その風土、自然環境の中に、天然由来の「さ・し・す・せ・そ」をすべて持っている珍しい町です。「さ・し・す・せ・そ」は日本の食の基本調味料、「さとう・しお・す・しょうゆ・みそ」のこと。自然の恵みに、人が少し手を加えることで作られ
る調味料には、食材の味わいを引き出すだけでなく、身体の機能を正常に保つ大切な役割があります。
天然由来、地場でとれた調味料を日々の暮らしの中で味わう。それは黒潮町オリジナルの豊かさです。
黒潮の地域風土から生まれる個性を楽しみ、毎日使う調味料から、ふだんの暮らしの豊かさに目を向ける。
黒潮町は「さしすせそ計画」を推進しています。
さ
〜サトウ〜
黒潮町入野砂糖研究会ではオーガニックでサトウキビを育て、江戸時代以来続く薪窯焚き製法で黒砂糖をつくっています。 精製していない黒糖は、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1・B2など栄養素が豊富で格別の甘味です。
し
〜シオ〜
海水をくみあげ、太陽の光と風の力だけで作る天日塩は黒潮町の特産品。町内には製塩所が数カ所あり、黒潮の結晶であるミネラルたっぷりの天日塩が作られています。同じ黒潮でとれたカツオのタタキとも相性ぴったり。
す
〜ス〜
高知県は柑橘類の王国です。黒潮町でも早春の文旦から始まり夏のブシュカン、秋の酢橘(スダチ)、冬の柚子など1年を通じて天然果汁の酢味に不自由しません。
せ
〜セウユ〜
黒潮町の漁師の家では伝統的に「漁醤」作りが行われていました。現在でもキビナゴやイワシを天日塩に漬け込んで半年以上ねかせて熟成・発酵した自家製醤油が作られ、癖がなく上品な味わいがグルメの評判を博しています。
そ
〜ミソ〜
昔は家々で作っていた味噌。黒潮町では今も味噌作りが盛んです。丹精込めて作られた自家製味噌は風味もそれぞれ。お気に入りの味噌を見つけてください。
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